子どものいいところを見つける~大地のこどもたち~
親子療育をする中で、
「今日もお名前言えなかった・・・」
「なんでお話聞いてないの・・・」
「なんでわからないの・・・」
と我が子のできないこと、できなかったことに目が言ってしまうという保護者の皆様の声をよく聞きます。もちろん、
お名前が言えることはすごいこと!
でも・・・「ママ、一緒にきて」って言えたよね。
前に立つことができたよね。
嫌だとサインを出せたよね。
しっかりお話を聞くことができることはすごいこと!
でも・・・「わからない」って言えたよね。
「もう一回言ってください」って頼むことができたよね。
首をかしげてわからないことのサインを出すことができたよね。
療育の中には、たくさんの「できた」がいっぱい。
私たちの仕事は、子どもたちの「できた」をたくさん見つけること。
そして、子どもたちにできたことをしっかり伝えること。
保護者の皆様に、ほめポイントをリアルタイムで伝えること。
そこはほめていいんだ
ほめるところなのか・・・と気付けたら我が子のいいところがどんどん出てきますよ。
ご自宅でいいところ探しをした保護者様から、我が子のいいところ、頑張っているところをしっかり見つけようと努力している自分がいたというお話を伺いました。そして、お母さんのいいところをしっかり見つけて伝えてくれる我が子の姿をとても愛おしく感じたそうです。
ほめられると人はやる気が出ます。
そしてほめてくれた人のことが大好きになります。
ほめられた自分のことも大好きになります。
見方を変えるだけで、できた!をたくさん見つけることができるようになります。
そんなきっかけを親子療育の中で見つけてもらえたら嬉しいです。
私たち職員が発する声を聞いてください。
そして、
お子様のいいところを見つけるヒントをたくさん持ち帰ってくださいね。
0コメント