集団の中で学ぶこと~大地のこどもたち~
様々な活動をする中で、「それぞれのお子様に応じて」はとても重要なことで、大切な支援の柱にしています。それと同じくらい、集団の中で学ぶことは価値があると考えます。今月は、園、学校と集団生活を送る子どもたちが、協調性を身につけ、集団の中で動く力をつけることをねらいとした療育に取り組みました。
順番にボールキャッチ。お友達がキャッチする時も、しっかり着目できています。待ち方もとっても上手ですね。
自分たちでチームを分けて、対戦です。ここでは、お友達を誘うこと、誘い方を「知る」ことをねらいとしています。
さぁ、いざ決戦!!自分が何色を入れるか、しっかり記憶して、取り組みます。勝つこともあれば、負けることがあることも知り、気持ちをきりかえながら取り組めるよう支援をしています。
背伸びをして、お友達と協力しながら入れることができています。何個入れることができたか数えることで、数概念も習得していきます。
パネルを見て、同じ数字を探します。「8にみどり色のシールをはる」と多重指示もしっかり聞き取れていますね。
次は、数と数字のマッチングです。丁寧に数えることができていますね。繰り返し取り組むことで、1個=1、2個=2であるという概念を習得します。
最後は、集団での取り組みです。
それぞれに指示された数と積み木を自分で選び、その数字のところに持って行って積む。たくさんの指示が飛び交う中、自分の聞くべき指示を「聞いて動く」ことがねらいです。指示内容を確認する時も、しっかり着目できています。
今月もお子様方のたくさんの頑張りを見ることができました。それぞれの個性を伸ばすこと、周りと合わせることのバランスをとりながら今後も支援に取り組んでいきます。
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