ひなまつり～大地のこどもたち～

　3月3日はひなまつり🎎ひなまつりには、子どもの健やかな成長を願う先人の祈りが込められているといわれています。大地でも、季節を知ること、手指課題に取り組むことをねらいとして、ひな人形の製作をしています。個性豊かなひな人形が勢揃いしましたよ。

　子どもたちの個性が光る作品は、今この時にしか出せないとても味わい深いものです。製作の際には、見本を見せることを最小限に、子どもたちの想像力を引き出せるよう、環境設定をしています。

　まずは、指先でトントン色付け。好きな色を2色選択。利き手の人差し指もしっかり使うことができていますね。

　おひなさまの顔を描く。「自分の好きなように」が合言葉です。

　顔ができたら、土台に張り付ける。のりをつけてしっかり押さえることができていますね。

　着物の柄を選択し、土台に巻き付ける。平面ではなく、曲面に付けるのに苦戦しましたが、両手をしっかり使って頑張りました。

　花紙を一枚ずつ開く。破れないように、「そーっと」「やさしく」の声掛けで力加減の入力。利き手、補助の手の使い方ともに、すばらしい！！

　広げた花紙を土台の中に入れたら完成。ここでも力加減の入力は大事。

今回の製作でも、子どもたちの「できた！」をたくさん見ることができました。難しい時は、手伝ってほしいことを自ら発することができるようになっていますね。困った時に、周りを見たり、お願いができることは、人生の中でも、とても大切な力になると考えます。