⭐︎「経験」を通して⭐︎ 〜七色のこどもたち(児発)〜
この日の活動は、「全身の感覚遊び」です。
その中でも「固有感覚」や「前庭覚」に対する遊びを行いました。この2つの感覚は、自分の体の位置や状態を知ることにとても重要な感覚です。
体が動いた事に対して、どのように姿勢をコントロールするのか…。経験を通して体が覚えていきます。
例えば、外で子供がブロックの上に立って遊んでいる…これを見たら、「危ないから降りて」と言ってしまいますよね。実はこういった事も姿勢をコントロールする事に必要な「経験」ではあります。
もしそれが大人の目が近くにあって、危なくない状況であるならば、子供達がどうやって体を使っているのか、見てみるのもいいかもしれません!
これは「共同作業」の活動で、どうやったら紙コップを高く積めるか、一緒に考えて取り組む活動です。中には、1人で黙々と取り組んでしまったり、「違うよ!!」とお互いに自分のやり方を主張したりする事も。トラブルにならないように、まずは自分の気持ちを伝える事や、相手の話しを聞くことを伝え、「一緒に」の意味を考えていきます。
少しずつ、「これは、こうがいいんじゃない⁈」「それいいね!!」などのコミュニケーションを大事にする事で、相手を思いやる気持ちや、一緒に頑張った後の達成感を共感し合う「経験」となっていきます。
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