「困らせたい訳じゃないんだ」~大地のこどもたち~
「何回言ってもわかってくれないです」
「反対のことばっかりするんです」
「して欲しいことをするまでに時間がかかるんです」
もうどうしていいのかわからない・・・
思い通りにならないと泣き叫び、切り替えさせることを考えると、本人の思いをくみ取り、思い通りにさせてしまう・・・
その不適切行動が、どんどん本人にとっての「当たり前のこと」として作り上げられています。
決してお父さんやお母さんを困らせたい訳ではないですよ。本人にとって当たり前のことなのですから。
どうしていいのかわからない・・・
こんな時なんて言えばいいんだろう・・・
思いをかなえるには泣くといいんだ!だってそうしたら上手くいくもん。
お父さんやお母さんと同じように、目の前の子どもたちは「どうしていいのかわからない・・・」の中で、もがいています。
言葉で伝えて難しければ、視覚的に絵カードを使ってみる。
見通しを持たせるために、スケジュールボードを使ってみる。
どうしたいのか気持ちの言語化をする。
そのことで少しずつお父さんやお母さんが楽になりますよ。どの方法が一番お子様に合っているのか一緒に考えていきましょう。上手くいかなければ次の方法があります。
お子様の声を聞いてください。
「お父さんやお母さんのことは大好き!困らせたい訳じゃないんだよ。」
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