負けても頑張ること~大地のこどもたち~
集団で活動する時に、「勝った」と自ら勝ち負けをつけたり、上手くいかない際に、気持ちの切り替えに時間を要するお子様も多くいらっしゃいます。勝負ではないことを伝えたり、「負けることもある」ことを伝えることで、活動を継続できるよう取り組んでいます。そんな中、フォローアップで通われているお子様からはこんな素晴らしい発言を聞くことができましたよ。
「負けても、最後まで頑張る!」
玉入れのルールをみんなで発表していた時のことです。小学生になると自分たちでしっかり考えて、ルールを決めることもできます。その中で発せられた一言。「負けても最後まで頑張ること」そう、一番大切なこと!!
「落ちたからもうやりたくない」そんなお友達にかけてくれた言葉。
「もう一回やってみたら?」
その言葉で、もう一回チャレンジすることができましたよ。
みんなで風船バレー。声を掛け合い、何回続くか挑戦!
「がんばって」と相手を応援する声。
「もう一回やってみよう」と前向きな発言。
勝負をする時、勝てば嬉しい。負けたら悔しい。そんな気持ちを「知る」ことは、とても大切なことです。負けたくないからしない。というこどもたちの声。負けたらパニックになるのでさせないで欲しい。そんな保護者の声を聞くこともあります。
「お子様は常に勝ち続けることができますか?」
「失敗をせずに生きることができますか?」
負けてもいい、失敗してもいい。でも、頑張っている自分はすごいんだ。
そんな思いへ変更できたお子様だからこその
「負けても最後まで頑張ること」は、活動をするうえで大切なルールなのです。
そこに至るまでには、
「負けて悔しかったけど、頑張れたのはすごかったね」
「失敗しても、やり直せたのはすごかったね」
とお子様方の頑張りをほめる声掛けを常日頃からたくさんして、負けても失敗してもほめてもらえるという安心感の構築は必須です。
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