「それでもいいや・・・」~大地のこどもたち~
自分の思いはかなえたい。
やりたいのは〇〇〇。
子ども達は自分のやりたいことがいっぱい。
自分の思いを伝えることは大事なこと。
言葉で伝えてって言われたから伝えたのに・・・
それでも・・・
思い通りにならないことってあるんだな。
そのことを知ったお子様の一言。
「それでもいいや・・・」
その姿を見たお母様からのお言葉です。
妥協を知り、別の選択ができるようになったことに成長を感じます。
それでも、今すべきことと、したいことの優先順位のつけ方はまだまだだと思います。
そのことに、気付かれたお母さん、すごいですね。
療育で取り組んでいる視点で、お子様に向き合って下さっていることに感謝です。
そして、なぜその行動をしたのかの理由を尋ねられたこと。
それにお子様が、言葉で伝えることができたこと。
その時のお子様の気持ちにしっかり寄り添いながら、
今すべきことの入力をしていくと、
変更をかけることができるようになりどんどん伸びていきますよ。
私たちは、子どもたちの「やりたい」の気持ちを大切にしながらも、今すべきことに目を向けることができるよう支援に取り組んでいます。
まずは気持ちを言葉で伝える。そして受け入れてもらえる経験を積む。
言葉で伝えることが上手になったら、気持ちに寄り添いながらも、今すべきことを伝える。
その経験を積み重ねることで、気持ちに変更をかけることができるようになり、
今すべきことに取り組めるようになります。
どうやって伝えたらいいのかわからないから暴れないといけない子どもたちがいます。
不適切行動によって思いを伝えないといけない子どもたちがいます。
そんな困っている子どもたちに
言葉やサインで伝えれば暴れなくてすむんだよ。と伝えたい。
困っているご家族の皆様に
伝え方がわからないから暴れないといけない。そんな本人が一番きついんですよ。と伝えたい。
伝え方を「知る」ことはとても大事なことです。
お困りのご家庭は、是非「~なんだね」「~な気持ちなんだね」とお子様の気持ちを言葉にして伝える取り組みをしてみて下さい。
きっと、「それでもいいや」と受け入れることができる日が来ると思います。
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