見通しをもつことの大切さ~大地のこどもたち~

 私たちは常日頃、見通しを持って動いたり、考えたりしています。これから起きるかもしれないことを見通すことで、準備ができることもあります。相手がどんな思いになるのかを見通すからこそ、考えて言葉を発することができます。全てにおいて上手くいくとは限りませんが、見通すことで安心できる環境になっていることは確かでしょう。

 そんな「見通しを持つ」ことをねらいとした支援に今月は取り組んでいます。子どもたちが自分で予想する、見通すことができるよう、

「どうしたらいいと思う?」

「どうしてそう思うの?」

と子どもたちの考えや思いをしっかり発信する場面作りをしています。

「どこにバケツをかけたら落ちにくいと思う?」

「どうしたらバケツに沢山のブロックを入れることができると思う?」

「たくさん積むにはどうしたらいいと思う?」

「お友達は積むことができているかな?」

「どっちに動いてくると思う?」

「どうしたら当たらないと思う?」

 動きがあるものの動きを予想し動くことと同時に、周りの動きを考えて動くこと。動いているものをしっかり目で追うことで、予想した動きができるよう支援しています。

 様々な見通しを持つ活動を通して、まずは、目に見えるものから。後々は、目に見えない相手の心、思いを予想した行動や発言ができるようになることをねらいとしています。

自分の行動や発言によって相手がどんな思いになるのかを知ること。

相手の思いを知ることで、自分の行動や発言を振り返ること。

そして活かすこと。

 子どもたちの将来に、自分の行動で、発した一言で、喜ばれる機会がたくさんありますように。相手の痛みを分かち合えますように。目に見えずに分かりにくいものだからこそ、大切に育てていきます。

㈱サンテル

㈱サンテルと6つの施設 「太陽のこどもたち」 「天空のこどもたち」 「大地のこどもたち」 「七色のこどもたち」 「実りのこどもたち」 「ひまわりのこどもたち」は 児童発達支援事業や 放課後等デイサービス事業を通して こどもたちの暮らしに寄り添います

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